私立高校の学費のこと、封筒を開けたときにふと不安になる。そんな相談を、わたしのまわりでもよく耳にします。
『いみず富山みつけ』でエリアを担当しているヨースケです。わたしも制度を調べるとき、まず何が対象になるのかから確認するようにしています。
富山市で使える私立高校の学費支援は、国と県と市の制度が重なっています。制度の整理に加えて、相談先も含めて確認していきます。
富山市で使える支援制度の全体像
富山市で私立高校に通う場合、学費の支援は一つだけではありません。国の就学支援金、富山県の奨学給付金、富山市独自の奨学資金という三つの制度が並んでいます。
それぞれ対象や条件が違うので、まとめて一つの制度だと思って見ていると混乱しやすいです。ここは先に分けて理解しておくと、あとで焦らなくて済みます。
- 高等学校等就学支援金
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国の制度で、授業料の支援にあたる部分です。
- 私立高等学校等奨学給付金
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富山県の制度で、授業料以外の教育費を支える給付金です。
- 富山市奨学資金
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富山市独自の制度で、国の支援金との差額を補う形になっています。
三つとも窓口や書類が違うので、混ぜて覚えると申請時に手が止まりやすいです。まずは名前と役割だけ分けて覚えておくのが安心です。
対象になる世帯の条件を見る
就学支援金は世帯の年収目安が910万円未満であれば対象に入ります。私立の場合はさらに手厚い上乗せがある世帯もあります。
県の奨学給付金は非課税世帯や生活保護世帯など、所得の低い世帯を対象にした制度です。対象の幅が支援金とは違う点が見落としやすいところ。
所得区分ごとに支給額が変わる仕組み
就学支援金は年収目安590万円未満の世帯で年額上限39万6000円、590万円から910万円未満の世帯で年額11万8800円に県独自の上乗せが加わります。
三人以上の子どもを扶養する世帯やひとり親世帯は、年収910万円未満でも上乗せの対象になることがあります。ここは自分の家庭がどこに当たるか、先に確認しておくと安心です。
申請時期は制度ごとに異なる点
県の奨学給付金は、通常分の提出期限がおおむね10月末に設定されています。家計急変があった場合は別の受付期間が用意されているので、状況に応じて確認が必要です。
富山市の奨学資金は、在学生の場合の提出期限が6月上旬に設定される年もあります。年度によって日程が変わることもあるので、公式確認が欠かせません。
まずは在学する高校から配布される案内で、対象制度を確認します。
課税証明書などで世帯の所得区分を確認します。
学校や富山県学術振興課など、制度ごとの窓口へ提出します。
必要になる書類を早めに揃える
県の奨学給付金では、申請書のほかに世帯区分に応じた証明書、在学証明書、口座振替の届出書などが必要です。
市の奨学資金では、住民票や所得・課税証明書に加えて、学校長の推薦書や成績証明書も求められます。書類は学校を通すものと窓口へ直接出すものが混在するので、先に集める順番を決めておくと動きやすいです。
迷ったときに相談できる窓口三つ
制度が複数あって自分の家庭がどこに当たるか分からないとき、無料で相談できる窓口を知っておくと安心です。ここでは実際に利用できる相談先を三つ紹介します。
マネードクター富山支社は、教育資金や家計の相談を無料で受けられるファイナンシャルプランナーの窓口です。就学支援金や奨学給付金を踏まえたうえで、家庭の学費計画を一緒に整理してもらえます。
相談料は無料で、営業時間は9時から21時まで、完全予約制です。JR富山駅から徒歩8分、富山県富山市新桜町6-24のCOI富山新桜町ビル3階にあり、仕事帰りに寄りやすい場所です。公式サイトはhttps://fp-moneydoctor.com/place/shop/toyama/toyama/です。
家計の相談窓口FCSは、教育資金の相談を含めた家計全般の見直しを行っている事務所です。富山市四方野割町にあり、営業時間は11時から18時頃、火曜・水曜が定休日です。
相談料は交通費と1500円がかかりますが、初回相談時は交通費が不要です。事務所が市の端にあるため、遠方の方は自宅への訪問相談も可能で、要連絡となっています。公式ページはhttps://r.goope.jp/fpoffice0172/aboutです。
アール行政書士オフィスは、補助金・助成金の申請サポートを行う富山市内の事務所です。書類の集め方や行政特有の書式に迷ったとき、代わりに手続きを進めてもらえる相談先になります。
富山インター付近に事務所を構え、無料相談を随時受け付けています。電話番号は076-461-8214で、公式サイトはhttps://hojyokin-portal.jp/professional/4I93PXN0B53X702です。
学校側とのやり取りで気をつける点
制度の窓口が学校になっている場合と、県や市の担当課になっている場合があります。ここを取り違えると、提出が一往復増えることになります。
わたし自身、書類を集める段階で提出先を先に確認したことがあります。あとから慌てて出し直す羽目にならなくて済んだんですよね。

提出先、先に確認しておくと安心です
よくある勘違いと失敗しやすい場面
就学支援金と奨学給付金を同じ制度だと思い込んで、一方だけ申請して終わってしまう家庭を見かけます。役割が違う制度なので、両方の可能性を確認する必要があります。
- 加算対象なのに申請しない
- 提出期限を学校側の案内で見落とす
- 市外在学のケースを見落とす
加算の対象なのに申請を出さないと、市の奨学資金の対象から外れる場合もあります。ここは雑に決めたくない部分です。
注意しておきたいケースと向かない場合
他の奨学金と併用できない制度もあるため、すでに別の支援を受けている場合は事前に確認が必要です。
年収の目安を超えている世帯は、就学支援金の対象から外れることもあります。当てはまりそうか、まずは目安額で照らしてみるのが早いです。
今日の一歩の決め方
まずは在学する高校の案内を引き出しから出してみる。それだけで、対象になりそうな制度が一つ見えてくるはずです。
わたし自身、制度が複数あると分かった時点で一度立ち止まって整理したことがあります。分けて見るだけで気持ちがだいぶ軽くなった気がしています。
今週末、書類を一枚だけメモに残しておく。それだけで次の一歩が見えやすくなる時間になったらうれしいです。













