「そろそろ墓じまいを考えたい。でも費用がかかりそうで、何から始めたらいいか分からない」。そう感じている方は、射水市内にも少なくないと思います。
射水市・新湊在住の地域情報メディア『いみず富山みつけ』エリアライター、ヨースケです。今回は墓じまいの補助制度と手続きの流れを整理しつつ、射水市内で実際に利用できる永代供養・樹木葬・市営墓苑の情報もまとめました。
この記事では、補助制度の有無の確認方法から改葬許可の取り方、費用の内訳、親族への話し合い、そして移転先の候補まで、ひとつずつ見ていきます。
墓じまいとは何をすることなのか
墓じまいとは、現在あるお墓を撤去して、遺骨を別の場所へ移すことです。お墓の管理が難しくなった、継ぐ人がいない、遠方で通えないといった理由で選ばれることが多くなっています。
遺骨を移すことを「改葬」と呼び、この改葬には市区町村が発行する改葬許可証が必要です。許可なく遺骨を動かすと法律違反になる場合があるため、手続きは工事の前に済ませることになります。
射水市に墓じまいの補助制度はあるか
先に結論を言うと、射水市には現時点で墓じまい専用の補助金・助成制度はありません。複数の情報源と射水市の公式情報を確認しましたが、費用の一部を補助する制度は見当たりませんでした。
ただし、制度は自治体の判断で新設・変更されることがあります。「今はない」が「ずっとない」とは限らないので、申請前に窓口へ直接確認するのが確実です。
補助制度の有無を自分で調べる方法
射水市の補助制度を調べるなら、まず市公式サイトの「補助金・給付金」カテゴリを確認するのが動きやすいです。「墓じまい」「改葬」「墓地」などのキーワードで検索すると、関連する制度が出てくることがあります。
電話で直接聞くのも確実。射水市の墓地関連の窓口は市民生活部 環境課(電話:0766-51-6624)です。制度の新設や変更があった場合も、ここで最新の状況を教えてもらえます。
改葬許可を取るまでの手続きの流れ
改葬許可の手続きは、順番を間違えると書類を取り直すことになります。わたし自身、行政の手続きに関わることがあるので、この「順番の大切さ」は身に染みています。
墓じまいを決める前に、関係する親族に連絡して同意を得ておきます。
遺骨の移転先(永代供養墓・納骨堂など)から受入証明書を発行してもらいます。
現在のお墓の管理者(寺院・霊園など)に、埋蔵の事実を証明する書類を発行してもらいます。
書類をそろえて環境課の窓口へ申請します。許可手数料は300円です。
発行された改葬許可証を改葬先の管理者に提出してから、遺骨を納めます。
申請書様式は射水市の公式サイトからダウンロードできます。受付は月曜~金曜、8時30分~17時(土日祝・年末年始を除く)です。
墓じまいにかかる費用の内訳
費用の全体像を先に把握しておくと、見積もりが来たときに「高いのか安いのか」の判断がつきやすくなります。
- 墓石撤去・解体工事費
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射水市内の目安は10万円〜40万円程度です。
- 改葬許可申請の手数料
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射水市の場合、1件につき300円です。
- 永代供養・納骨堂への移転費
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移転先の施設や供養の形によって大きく異なります。
- お寺へのお布施・離檀料
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寺院墓地の場合、離檀時に必要になることがあります。
総額では30万円から150万円の範囲になることが多いとされています。お墓の規模や移転先の選択肢によって差が大きいため、複数の石材店に見積もりを取るのが無理のない進め方です。
射水市内で確認できる移転先の候補3件
墓じまい後の「遺骨の行き先」は、手続きより先に候補を絞っておく必要があります。受入証明書を発行してもらうのが改葬許可申請より前だからです。射水市内で実際に確認できた施設を3件まとめました。
| 施設名 | タイプ | 料金目安 | アクセス |
|---|---|---|---|
| 光明寺 のうこつぼ | 納骨堂 | 49.8万円〜 | 万葉線 東新湊駅から徒歩約10分 |
| 樹木葬「桜樹の杜」密蔵寺水戸田墓苑 | 樹木葬・家族墓 | 98万円〜 | 小杉ICより3km(射水市水戸田3934) |
| 射水市営 太閤山公園墓苑 | 公営霊園(一般墓) | 18.2万円〜(墓石代別) | 小杉駅から車で約12分 |
光明寺のうこつぼは新湊エリアに近く、車でなくてもアクセスしやすい立地です。樹木葬「桜樹の杜」は自然の中で眠れる形として選ばれており、遺骨を取り出せない合祀になるタイミングは施設ごとに異なるため、事前に確認が必要です。市営の太閤山公園墓苑は宗教不問で区画費用を抑えやすい半面、墓石代は別途かかります。料金や空き状況はいずれも変動するため、公式情報での確認が前提です。
墓石撤去の前に確認しておきたいこと
迷いやすいのが、撤去工事の業者選びです。「墓じまい専門」と書かれているサービスもありますが、実際の施工は地域の石材店が行うケースが多くなっています。
墓地によっては、指定の石材店以外は施工できない場合もあります。「施工業者の制限があるか」を墓地の管理者に先に確認しておくと、後から焦らなくて済みます。
親族間で話し合っておきたい内容
墓じまいで揉めやすいのは、手続きよりも親族の合意が後回しになっているケースです。「勝手に決めた」と感じた親戚から反発が出て、途中でとん挫することもあります。
- 墓じまいをする理由と時期
- 遺骨の移転先と供養の形
- 費用の分担をどうするか
- 法要や閉眼供養をするかどうか
話し合いは、手続きや工事の見積もりを進める前に一度設けておくのが動きやすいと感じています。全員が集まれなくても、電話や文書で意思確認をしておくだけで、後のトラブルをかなり減らせます。
墓じまいでよくある勘違いと注意点
「改葬許可は工事が終わってから取ればいい」と思っている方が時々いますが、これは逆です。改葬許可は工事前・遺骨を動かす前に取得するもの。順番を間違えると、遺骨が移動できない状態が続くことになります。
また、「補助金があれば受け取れる」と考えるより、まず「今この自治体で制度があるか」を調べるのが先です。射水市の場合は現時点で専用の補助金はないため、費用は全額自己負担として計算しておくのが現実的。

永代供養は「管理不要」ですが、後から遺骨を取り出せない場合もあります
射水市の公式窓口と情報の確認方法
改葬許可申請と墓地関連の手続きは、射水市の市民生活部 環境課が窓口です。申請書の様式は市公式サイトからダウンロードできるので、事前に準備しておくとスムーズです。
- 窓口名
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射水市 市民生活部 環境課
- 所在地
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射水市新開発410番地1
- 電話番号
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0766-51-6624
- 受付時間
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月曜~金曜 8時30分~17時(土日祝・年末年始を除く)
補助制度の新設や手続きの変更が生じている可能性があるため、申請前には必ずこの窓口で最新情報を確認してください。
墓じまいに向かないケースもある
墓じまいが全員にとって最善というわけではありません。「将来、自分もそのお墓に入りたい」という親族がいる場合、一方的に進めると関係にひびが入ることがあります。
費用面でも、お墓の維持管理費と永代供養の費用を比較すると、長期的に大きな差がない場合もあります。「管理が大変だから」だけでなく、今後の供養の形まで含めて考えると判断が落ち着くと思います。
動く前に一度だけ確認しておくこと
今日できる最初の一歩は、今のお墓の管理者名・所在地・遺骨の数をメモ帳に一枚書き留めることです。その情報があるだけで、環境課への電話も石材店への問い合わせも、話がずいぶんスムーズに進みます。
わたし自身も行政手続きで「先に一本電話しておけばよかった」と感じた経験が何度かあります。窓口の人に「こういう状況なんですが」と話すと、書類の準備から業者探しの順番まで教えてもらえることも多いんですよね。
今週末、少し時間が取れたときにメモを一枚書いて、施設の候補を一つだけ絞ってみてください。その一歩で、ずっと後回しにしていた気持ちが少し軽くなるはずです。そこから動けたら、うれしいです。













