認可外保育施設を検討しているとき、「うちは補助の対象になるんだろうか」と迷いながら調べている方は多いと思います。施設の種類によって制度の仕組みが変わるので、どこで確認すればいいのか分からなくなるのも無理はないと感じています。
射水市・新湊在住のヨースケです。地域情報メディア『いみず富山みつけ』のエリア担当として、子育てに関わる制度を調べる機会が多くあります。今回は、射水市内にある認可外・企業主導型の保育施設を3か所ご紹介しながら、補助制度の仕組みまでを整理します。
記事の前半では施設の分類と制度の基礎を、後半では実在の施設情報と申請の流れをまとめました。
認証保育園と認可外保育施設はどう違うのか
「認証保育園」という言葉は、東京都が独自に設けた制度の名称です。国の認可を受けていないけれど、都の審査を通じて認証を受けた保育施設を指します。富山県や射水市には、この「認証保育園」という区分は存在しません。
射水市で認証保育園に近い存在として探すとしたら、「認可外保育施設」という括りになります。国の認可を受けていない施設全般を指す言葉で、企業主導型保育施設や事業所内保育施設なども、広い意味でここに含まれます。
認可施設と認可外施設の主な違い
認可施設と認可外施設では、保育料の決まり方と補助の仕組みが大きく異なります。どちらが合うかは家庭の状況によっても変わりますし、一律に「こちらがいい」とは言いにくいところです。
| 項目 | 認可施設 | 認可外保育施設 |
|---|---|---|
| 保育料の決め方 | 世帯収入に応じて市が決定 | 施設が自由に設定 |
| 公費補助 | 国・自治体から補助あり | 基本的に補助なし |
| 無償化の範囲 | 3〜5歳は全額、0〜2歳は非課税世帯 | 上限額あり、要件あり |
| 申し込み先 | 射水市子育て支援課 | 各施設へ直接 |
認可外の場合でも、無償化の対象になる仕組みは別途あります。条件がいくつかあるので、次の項目で整理します。
射水市内の認可外保育施設を3か所紹介します
射水市では、企業主導型や事業所内保育を中心に、いくつかの認可外施設が届出をしています。富山県の公式一覧(令和7年3月時点)と射水市の保育施設一覧表で確認できる施設から、一般利用を受け付けている3か所を紹介します。記載内容は変更されることがあるので、利用前に各施設へ直接確認してください。
- オランジェリー富山第2保育園
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射水市黒河846-1(株式会社プレステージ・インターナショナル内)。企業主導型。対象は0歳〜就学前。開園時間は7:30〜20:30。電話:0766-53-3019。一時保育・延長保育あり。
- 小杉ほたるの里保育園
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射水市浄土寺403番地(小杉カントリークラブ正門前)。企業主導型。対象は0歳〜満3歳未満。開園時間は7:00〜19:00。電話:0766-57-8023。一時保育・延長保育あり。
- 木の子ハウス(真生会富山病院内)
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射水市下若89-10(真生会富山病院内)。事業所内保育施設。対象は0歳〜満3歳未満。開園時間は7:30〜20:30。電話:0766-52-2156。一時保育あり。
企業主導型保育施設は、従業員枠と地域枠が設けられているケースが多いです。地域枠があれば一般の方も利用できますが、空き状況は施設によって異なります。まず空き確認の電話を一本入れるのが、一番確実な動き方です。

見学のついでに地域枠の有無も確認しておくと話が早いです
射水市で使える補助制度を確認する順番
射水市で認可外保育施設を利用する場合、独自の保育料補助制度は現時点では設けられていません。ただし、国の幼児教育・保育の無償化制度は、条件を満たせば認可外保育施設の利用者にも適用されます。
確認する順番としては、まず「施設が無償化の対象施設かどうか」を確認し、次に保護者側の認定手続きを進める流れです。この二段階を把握しておくと、窓口への相談がスムーズになります。
無償化が適用されやすいケースとは
国の無償化制度で認可外保育施設が対象になるには、二つの条件がそろう必要があります。施設側の条件と、保護者側の条件です。
- 施設側の条件
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都道府県等に届出をしており、国の定める指導監督基準を満たしている施設であること。
- 保護者側の条件
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市区町村から「施設等利用給付認定(保育の必要性の認定)」を事前に受けていること。
この両方がそろっていないと、補助は受けられません。施設が基準を満たしていても、保護者が認定を取得していなければ対象外になります。認定は利用開始より前に申請しておく必要があります。後から遡って適用されるケースは少ないので、早めに動いておく価値があります。
補助の対象外になりやすい場面を知っておく
補助が受けられないケースとして、特に見落とされやすいのが施設の届出状況です。施設が都道府県への届出を行っていない場合や、指導監督基準を満たしていない場合は、無償化の対象外となります。
また、0〜2歳のお子さんの場合、無償化の対象は住民税非課税世帯に限られます。課税世帯で0〜2歳の場合は国の無償化制度は適用されず、利用料は全額自己負担になります。
射水市には認可外施設への独自補助がないため、この年齢と世帯条件の組み合わせは費用面でかなり重要。事前に確認しておく価値があります。
申請に必要になる書類の種類
施設等利用給付認定の申請では、保育の必要性を証明する書類が中心になります。理由によって必要書類が変わるので、当てはまるものを事前に確認しておくと窓口へ一度で行けます。
- 就労証明書(勤務先が発行)
- 妊娠・出産の場合は母子健康手帳
- 求職活動中の場合は申立書
- 施設等利用給付認定申請書
申請書は射水市こども家庭部子育て支援課の窓口で受け取れます。マイナポータルのぴったりサービスからオンラインで申請できる場合もあります。書類に漏れがあると手続きが遅れるので、窓口で事前に確認するのが確実です。
申請の手順を整理すると
施設利用と補助申請の流れは、大きく四つのステップになります。利用開始前に認定を受けておく必要があるので、施設選びと並行して動き始めるほうが余裕が出ます。
利用を検討している施設が、届出・指導監督基準を満たしているかを施設か窓口で確認します。
射水市子育て支援課へ申請書と必要書類を提出します。利用開始日の前に認定を受けておく必要があります。
認定が下りたら、施設と利用契約を締結して保育を開始します。
射水市の案内に従い、領収書などを準備して手続きします。いったん全額支払い後に請求する方式になる場合もあります。
保育料以外にかかる費用も確認したい
無償化の対象となるのは、あくまで「保育料」の部分です。施設によっては、給食費・行事費・教材費などが別途かかることがあります。
意外と見落としやすいのが、月額の保育料が補助の上限額を超えるケースです。3〜5歳なら月3.7万円、0〜2歳の住民税非課税世帯なら月4.2万円が補助の上限なので、利用料がこれを超える部分は自己負担になります。
家計の見積もりをするときは、補助上限額と施設の月額保育料の差額を確認しておくといいと思います。入園前の見学でこのあたりを聞いておくと、後から慌てなくて済みます。
射水市の公式情報を確認する窓口
制度の内容は年度ごとに変わる場合があります。記事で紹介した情報は執筆時点のものなので、実際に申請を進める前に射水市の公式情報で最新内容を確認することをお勧めします。
- 窓口名
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射水市こども家庭部 子育て支援課
- 所在地
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射水市新開発410番地1(射水市役所内)
- 電話
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0766-51-6629
制度が自分に当てはまるか迷ったら、まず電話で状況を伝えるのが一番早いと感じています。事前に施設名や子どもの年齢をメモしておくと、話がスムーズです。
迷っている方へ、わたしから一言
制度の仕組みが分かりにくいと、施設選びそのものが後回しになりがちですよね。わたし自身も、手続きの流れが見えないと動き出しにくいタイプなので、まず全体像だけでも掴んでおくと少し楽になることを知っています。
今日できる一歩があるとしたら、気になっている施設に「地域枠はありますか」「無償化の対象になりますか」とひとつだけ確認してみることです。施設が対象かどうかが分かれば、次に何をすればいいかが自然と見えてきます。
この記事が、施設選びと制度確認を同時に進めるときの手がかりになったらうれしいです。窓口に相談する前の整理として、手元に置いておいてもらえたら幸いです。













