「資格を取りたいけれど、受講費用がけっこうかかるな」と感じて、踏み出せずにいる方は少なくないと思います。費用の一部を補助してもらえる制度があることは知っていても、どこに問い合わせればいいか、自分が対象になるかどうかが分からない。
『いみず富山みつけ』で射水市エリアを担当しているヨースケです。今回は、射水市で資格取得を考えているときに確認しておくと動きやすい制度と、実際に利用できる講座・訓練施設を整理しました。
国の制度と市の制度、そして実際に通える施設の三つを軸に順番に見ていきます。制度の詳細や金額は変わる場合があるので、申請前は必ず公式窓口で確認してください。
資格取得に使える制度は大きく二種類ある
資格取得の費用を補助してもらえる制度には、国が運営するものと、市が独自に設けているものの二種類があります。どちらか一方しか使えないわけではなく、内容によっては両方を組み合わせられる場合もあります。
わたしも最初は「どっちが自分向けか」が分からなくて、窓口へ行く前に少し調べてから動くようにしました。まずそれぞれの役割を押さえておくと、問い合わせのときに話が早いです。
国の教育訓練給付金で費用の一部が戻る仕組み
雇用保険に一定期間加入していると使えるのが、国の教育訓練給付金です。受講した訓練の種類によって給付率がちがい、一般・特定一般・専門実践の三段階に分かれています。
| 種類 | 給付率の目安 | 上限額の目安 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 経費の20% | 10万円 |
| 特定一般教育訓練 | 経費の40~50% | 25万円 |
| 専門実践教育訓練 | 経費の50~80% | 年間64万円 |
給付率や条件は令和6年10月以降の開講分から変わっています。申請前にハローワーク高岡で受給資格の確認が必要で、特定一般・専門実践は受講開始前の手続きが必須です。
射水市独自の補助制度として確認したいもの
射水市には、女性の就労やキャリアアップを後押しする「女性のためのキャリアアップ応援補助金」という独自制度があります。市内在住の女性が対象で、補助対象経費の1/2(上限5万円)を補助する内容です。
また市内の介護事業所に勤める方向けに、「介護福祉士資格取得支援事業補助金」という制度も別にあります。どちらも詳細条件は変わる場合があるので、射水市福祉介護課(電話:0766-51-6627)への確認が先決です。
射水市周辺で実際に通える講座・訓練施設3選
制度を使って受講するなら、どこで学ぶかも合わせて考えておきたいところです。射水市から通いやすい実在の施設を三つ紹介します。詳細や最新の日程は、各施設に直接確認してください。
- 学凛アカデミー 射水教室
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介護福祉士実務者研修(通信+スクーリング)を射水市内で受講できる。無資格者の受講料は60,000円(税込)で、教育訓練給付金の対象講座。公式サイト:gakurin-academy.com
- アップロードビジネススクール(高岡市)
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富山県技術専門学院から委託を受けたIT・Web科の職業訓練(公共職業訓練)を実施。受講料は無料(テキスト代等は実費)。ハローワーク高岡経由で申し込む。公式サイト:ubschool21.com
- 社会福祉法人射水万葉会
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射水市内の法人が実施する「介護職員初任者養成研修」で、教育訓練給付金(一般・給付率20%)の対象講座。地元の事業所が運営するため、就職相談とも近い距離で動けます。
学凛アカデミーは射水市内での演習があり、現場に近い場所で通えるのが助かります。わたしなら、まず教室の場所と演習日程を確認してから申し込むかどうか決める順番が合っています。
対象になりやすい資格と訓練の傾向
教育訓練給付金の対象になるかどうかは、厚生労働大臣が指定した講座かどうかで決まります。指定されていない講座は対象外。まず受けたい講座が対象かどうかを調べるのが先決です。
- 介護・保育士など福祉系資格
- IT関連(基本情報技術者など)
- 宅地建物取引士・FP技能士
- 看護・税理士など専門職資格
- 語学(TOEIC対策講座など)
同じ資格名でも講座によって指定の有無が異なります。厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」で事前に検索しておくと、窓口での確認がスムーズです。
対象外になりやすいケースと気をつける点
迷いやすいのが、雇用保険の加入期間の要件です。在職中で初めて利用する場合は、訓練開始日時点で雇用保険被保険者期間が1年以上必要なのが原則です。加入してすぐでは対象外になる場合があります。
離職後に申請を検討する場合は、原則として離職日の翌日から1年以内という期限もあります。転職や再就職を考え始めた早い段階で一度確認しておく価値があります。
申請の時期と流れをざっくり把握する
教育訓練給付金は、訓練修了後1か月以内の申請が原則です。特定一般・専門実践は受講開始前に「受給資格確認」の手続きが必要。この順番を間違えると給付が受けられません。
「教育訓練講座検索システム」で、受けたい講座が給付対象かを確認する。
特定一般・専門実践は受講開始前に手続きが必要。在職中でも来所できる。
訓練を修了し、資格を取得する。修了証明書や領収書は必ず手元に保管しておく。
ハローワーク高岡へ必要書類をそろえて申請する。期限を過ぎると対象外になる。
よくある誤解と見落としやすい条件
先に結論を言うと、「雇用保険に入っていれば誰でも使える」は正確ではありません。加入期間が1年未満だったり、すでに同じ給付を受けた後で3年経っていなかったりすると、対象外になります。
また、受講費用の「全額」が戻るわけではなく、給付されるのは一定割合です。先に全額を立て替えて、後から一部が支給される仕組み。手持ちの費用が少ない時期に申し込む場合は、支払いのタイミングも含めて考えておくと無理がありません。

費用が全部戻ると思ってたのに、違ってた…は結構聞きます
勤務先の支援制度と使い分けを考える
会社によっては、資格取得費用の補助や資格手当など、独自の支援制度を設けているところもあります。国や市の制度とは別で、重複して受けられないケースもあれば、組み合わせられるケースもあります。
勤務先に制度があるかどうかを先に確認してから、外部の制度を調べる順番のほうが、申請が重複して困るということが避けやすいです。わたし自身、補助金の使えるタイミングは意外と細かい条件があると感じています。
射水市で相談できる窓口と場所の確認
射水市在住の方の場合、教育訓練給付金の申請窓口はハローワーク高岡(高岡市向野町3丁目43-4、電話:0766-21-1515)が管轄です。月曜日から金曜日の受付で、16時までの来所が推奨されています。
市内では、布目分庁舎別館1階の「ワークセンター射水」(電話:0766-82-1911)でも相談できます。9時30分から17時まで対応、土日祝日は休みです。仕事帰りに寄るなら平日の早めの時間帯に動くのが現実的なんですよね。
今日から動くために確認することはひとつだけ
今日少し時間があれば、まず厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」で取りたい資格の講座が対象になっているかを調べてみてください。ページを開いて資格名を入れるだけで、5分もあれば確認できます。
介護系なら学凛アカデミーの射水教室、IT・Web系ならアップロードビジネススクールの訓練コース、という具合に、方向が決まれば次の一歩が見えてきます。制度を調べるよりも、行きたい方向を先に決めるほうが動きやすいと感じています。
講座が対象だと分かったら、その情報をメモに残してからワークセンター射水かハローワーク高岡に持ち込んでみてくださいね。話が具体的になるので、相談もずっとスムーズですよ。













