富山市で非正規雇用の方を正社員にしたい、賃金規定を見直したいとなると、どのコースを見て、どこへ相談すればよいか迷います。申請前の手続きがある制度なので、後から慌てたくないところです。
地域情報メディア『いみず富山みつけ』のエリア担当ライター、ヨースケです。わたしは仕事でも、必要な書類を作ってから相談先を探すより、先に聞ける場所を押さえておくほうが動きやすいと感じています。
この記事では、助成金の主なコースを確認したうえで、富山市周辺で相談しやすい窓口を3つ紹介します。制度確認、書類の準備、経営の相談をどこへ持ち込むかが分かる内容です。
キャリアアップ助成金の主なコース
キャリアアップ助成金は、非正規雇用の方の正社員化や処遇改善に取り組む事業者を支える制度です。令和8年度は、正社員化と賃金規定の見直しを含む複数のコースがあります。
正社員に転換する話なのか、今の雇用区分で基本給を上げる話なのか。最初に分けて見ると、制度名に引っ張られずに済みます。
- 正社員化コース
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有期または無期雇用の方を正社員へ転換した場合のコースです。
- 賃金規定等改定コース
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非正規雇用の方の基本給の規定を増額改定して適用した場合のコースです。
- 処遇改善の関連コース
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共通の賃金規定、賞与や退職金、労働時間延長を扱うコースもあります。
障害者正社員化コースは別の扱いです。対象となる雇用形態や取組内容が決まってから、該当コースの案内を読むほうが無理がありません。
正社員化と賃金規定の違いを知る
正社員化コースは、就業規則などに定めた制度に基づき、対象の方を正社員へ転換する取組です。転換前後の雇用区分と、正社員としての待遇が見られます。
賃金規定等改定コースは、基本給の規定を3%以上引き上げ、実際に適用した場合が中心です。雇用形態を変えずに処遇を見直す場面で検討しやすいコースになります。
| 見たい内容 | まず確認するコース |
|---|---|
| 契約社員を正社員へ転換 | 正社員化コース |
| 非正規雇用の基本給を上げる | 賃金規定等改定コース |
| 賞与や退職金を新設する | 賞与・退職金制度導入コース |
先に決めるのは雇用形態か賃金かです。ここが曖昧なまま規程だけ触ると、見直す順番が逆になることがあります。
富山市で相談できる窓口3選
助成金について相談したい事業者が利用しやすいジャンルは、労働行政の相談窓口、無料の労務相談、地域の経営相談です。相談内容によって持ち込む先を分けると、話が進めやすくなります。
わたしなら、まず制度そのものは労働局へ聞き、規程の作り方は専門相談で確認します。経営全体の予定と合わせる話は、地域の商工会議所へ持って行く順番が合っています。
富山労働局助成金センターで制度確認
キャリアアップ助成金の制度内容や申請先を確認したいときは、富山労働局助成金センターが第一候補です。賃金規定等改定コースについても、富山労働局が問い合わせ先として案内しています。
料金の目安は無料です。富山市神通本町の富山労働総合庁舎にあり、電話での問い合わせ先は076-432-9172です。訪問する場合は、受付方法と必要書類を事前に電話で聞くと動きやすいです。
- 名称
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富山労働局助成金センターです。
- 特徴
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雇用関係助成金の制度確認と申請相談の窓口です。
- 料金目安
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相談は無料です。
- 利用方法
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電話で確認後、必要に応じて富山市神通本町の窓口を利用します。
公式サイトは、富山労働局の「賃金引上げに向けた各種助成金制度」の案内ページです。計画書を出す時期や対象コースは、古い資料で判断せず当日の案内を確かめる必要があります。
働き方改革支援センターで専門相談
就業規則や賃金規定をどう見直すかで詰まったときは、働き方改革推進支援センター富山も候補になります。社会保険労務士などによる労務管理の相談を、無料で受けられる支援窓口です。
料金の目安は無料で、電話やオンライン相談に対応する案内もあります。富山市赤江町の富山県中小企業研修センター内にあり、車で行く前に予約の要否を確認するのがよさそうです。
- 就業規則の見直し相談
- 賃金規定の作成相談
- 助成金活用の相談
- 電話やオンラインの相談
わたしは、規程の文言に入る前に一度ここで止まります。制度に合うかだけでなく、会社で続けられる内容かを聞けると、帰宅後にもう一度書類を見るときも迷いにくいんですよね。
富山商工会議所で経営の相談をする
人を採用し、賃金を見直し、正社員化を進める話は、会社の資金や今後の人員計画ともつながります。富山商工会議所は、富山市の事業者が経営相談を持ち込める地域の支援先です。
料金の目安は、一般的な経営相談で無料の案内があります。ただし、会員向けの支援や専門家相談では条件が分かれるため、利用前に相談内容と費用を聞くことが必要です。
- 名称
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富山商工会議所です。
- 特徴
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資金繰りや雇用を含む経営上の相談を受け付けています。
- 料金目安
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一般的な経営相談は無料の案内があります。
- 利用方法
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富山市総曲輪の窓口へ、電話または公式サイトから相談を申し込みます。
公式サイトは富山商工会議所の経営相談案内です。助成金の支給要件を個別に判断する窓口ではないため、制度の最終確認は富山労働局へ戻る流れが無理ありません。
申請前に済ませたい手続きの流れ
見落としやすいのが、取組を始める前のキャリアアップ計画です。原則として、実施日の前日までに管轄労働局へ提出する必要があります。
正社員化では、転換制度を就業規則などに定め、実際の転換後に6か月分の賃金を支払ってから申請します。先に転換してしまうと、計画の扱いで立ち止まることがあります。
正社員化か賃金規定の見直しかを社内の実態に合わせて決めます。
計画書を出す前に富山労働局へ必要書類と時期を確認します。
賃金台帳や出勤簿を保管し、支給申請の時期を確認します。
計画内容に変更が出た場合は、変更届が必要になることがあります。予定が動いたときほど、実施前に公式窓口へ尋ねる場面です。
正社員化で見落としやすい規程
正社員化コースでは、ただ雇用契約を変えるだけでは足りません。転換の手続き、対象となる条件、転換時期が就業規則や労働協約などで明らかになっている必要があります。
正社員としての待遇には、賞与または退職金の制度と昇給の規定も関わります。転換後6か月の賃金を、転換前6か月と比べて3%以上増やす要件もあります。
基本給の規定と実際の支給額を照合することが欠かせません。書面だけ先に進めず、現場の賃金計算まで見ておくと安心です。
制度変更がある年度の公式確認
助成金は年度ごとに案内や様式が更新され、年度途中に要件が変わる場合もあります。以前に見た記事や古いひな形だけで進めず、取組を始める時点の情報を確認します。
厚生労働省の公式ページでは、令和8年4月以降の取組に使う計画書や支給申請書が公開されています。すでに提出した計画の内容が変わった場合は、変更届の必要性も確認します。
制度名が同じでも、対象者や手続きは毎年同じとは限りません。相談へ行く予定が決まったら、当日に聞く内容を一枚のメモにして持って行くと話しやすいかなと思います。
今日から始める助成金の下調べ
今日できる小さな一歩は、対象になりそうな方の雇用契約書と直近の就業規則を机に出し、正社員化か賃金規定の見直しかを一つだけメモに残すことです。
わたしは予定を詰め込みすぎると、確認そのものが後回しになりがちです。だから最初は富山労働局助成金センターへ聞く内容を決めるところまでで十分だと感じています。
今週末にそのメモを見ながら、助成金センターへ電話で聞きたいことを一つ書き足してみてください。申請前の迷いが少し軽くなり、次の予定を入れやすくなったらうれしいです。












