【富山市】ZEB化の相談先3選|設計・設備改修・補助金の相談先を紹介

富山市で建物の新築や改修を考え始めると、ZEB化に使える補助制度だけでなく、誰に相談を持ちかけるかでも迷います。図面や見積書を前にして、設備の話と申請の話を別々に聞くのは、思ったより手間がかかるものです。

地域情報メディア『いみず富山みつけ』のエリア担当ライター、ヨースケです。わたしは現場で話が進む前に、建物の用途と工事の予定を見て、相談先を決めるほうが動きやすいと感じています。

この記事では、富山市でZEB化を考える際の制度の見方に加えて、設計や設備、補助金相談を扱う事業者を3社紹介します。費用や対応範囲は建物ごとに違うため、最後は個別相談で確認する前提です。

目次

ZEB化で対象になり得る工事

ZEBは、建物で使うエネルギーを減らし、太陽光発電なども組み合わせる取り組みです。断熱性能だけでなく、空調、照明、給湯、換気、エネルギー管理まで関わる場合があります。

設備を一つ替えたらZEBになるわけではなく、建物全体の性能を見ながら計画します。設備単体ではなく建物全体で見ることが、相談先を選ぶときの入口になります。

ZEBの基本

省エネと創エネを組み合わせてエネルギー収支の削減を目指す建築物です。

相談の入口

建物用途、延べ面積、工事の範囲を先に伝えると話が進めやすくなります。

富山市で相談できる事業者3選

今回選んだのは、富山市内に相談窓口があり、公式情報でZEBへの対応や実績を確認できる事業者です。新築の設計から既存建物の設備改修まで、最初に相談したい内容で使い分けると見えやすくなります。

料金は、3社とも公式サイト上で一律の相談料や設計料を示していませんでした。建物規模、現地調査、設計範囲で変わるため、問い合わせ時に見積もりの出し方まで聞くのが自然です。

  • 建築設計から相談したい場合
  • 設備改修を中心に考える場合
  • 電力と省エネをまとめて聞く場合

富山空調電設で設備改修を相談

富山空調電設は、空調・電気設備を中心にZEB化の相談を受けている富山市の事業者です。現地調査を行い、設備や改修範囲を確認したうえで、省エネ設備の導入計画や補助金申請の相談を案内しています。

富山市エコタウン交流推進センターや病院、事務所などの実績を公式サイトで確認できます。既存の空調や照明をどう更新するかから話したい建物なら、設備寄りの相談先として検討しやすいでしょう。

料金目安は個別見積もりです。利用方法は電話での相談で、ZEB相談窓口は076-451-9588となっています。所在地や訪問相談の可否は、連絡時に確認する流れです。

既存設備の写真があると話しやすいです

HGC建築設計事務所で新築相談

HGC建築設計事務所は、富山市牛島町にある建築設計事務所です。新築のZEB化に加え、既存建物の省エネ性能診断と改修提案にも対応すると公式サイトで案内しています。

富山市内では、特別養護老人ホームささづ苑かすが、北陸電気保安協会の建物、富山大学共同利用棟のZEB実績を掲載しています。建物の基本計画から、省エネ性能と補助金の相談をつなげたい場合に向きます。

料金目安は個別見積もりです。相談はフリーダイヤル0120-42-1428、または公式サイトの問い合わせ窓口から始められます。富山駅北側の牛島町周辺なら、仕事帰りに相談場所を確認する動き方もできます。

北陸電力でZEB相談を始める

北陸電力は、富山市牛島町にZEB相談窓口を置き、北陸電力グループで設計、設備、省エネの相談を支援しています。ZEBプランナーの登録情報では、新築と既存建築物のどちらにも対応可能としています。

建物の用途は、事務所、学校、病院、ホテル、物販店舗など幅広く示されています。電気設備だけでなく、建築や設備工事を含めて相談先を探しているときは、最初の問い合わせ先になりそうです。

料金目安は個別見積もりです。相談窓口は0120-96-7451で、富山市牛島町15番1号にあります。電話の前に、建物用途と工事予定を紙に書いておくと、聞きたいことが伝えやすくなります。

新築と改修で相談先を分ける

新築では、設計の初期から断熱、設備、太陽光発電を組み合わせて考えます。既存建物の改修では、現在の設備の状態を調べ、費用とのバランスを見ながら更新範囲を決めることになります。

HGC建築設計事務所のように建物設計から相談する先と、富山空調電設のように設備更新から相談する先では、最初に聞きたい内容が少し違います。新築か既存改修かを最初に伝えると、相談が遠回りになりにくいでしょう。

わたしなら、まだ計画が固まりきっていない新築は設計寄りに聞きます。設備が古くなり、更新時期が見えている建物なら、現地調査を受けられる事業者にまず話す流れです。

建物用途と規模を先に伝える

事務所、店舗、工場、福祉施設、集合住宅では、使うエネルギーと必要な設備が違います。相談先へ連絡するときは、業種だけでなく、建物でどんな時間帯に何を使うかも伝えると話が具体的になります。

迷いやすいのが、住宅向けのZEHと業務用建築物のZEBを同じものとして聞いてしまうことです。名前は似ていますが、対象者や性能の見方まで同じとは限りません。建物の使われ方から話すのが近道です。

工事時期と申請時期を確認する

補助制度を使えるかは、工事内容だけで決まりません。契約日、申請日、工事着手日、実績報告の期限が合うかを見ないと、対象にならない場合があります。

富山市の事業者向け脱炭素化設備導入補助金では、交付決定前に着手した工事は対象外です。設備の増設も対象外とされているため、更新か増設かを見積書の段階で相談したいところです。

STEP
建物情報をメモする

用途、延べ面積、築年、所在地、現在の設備を記します。

STEP
工事予定を確認する

契約日と着手予定日を施工会社に確認します。

STEP
相談先へ費用を聞く

現地調査、設計、申請支援の費用を分けて確認します。

富山市や富山県の支援を探す

富山市には、中小企業や団体を対象に、省エネ診断、エネルギー使用量の見える化、設備更新を支援する制度があります。ZEBそのものの補助ではなくても、改修計画の一部に使える可能性があります。

住宅なら、富山市のZEH導入補助や富山県の高性能住宅支援も別に確認することになります。業務用建築物のZEB支援と住宅向け制度では、対象となる建物も申請方法も異なります。

相談の内容最初に見たい情報
新築のZEB化設計段階の性能目標と補助金
既存設備の更新現地調査と削減見込み
住宅の省エネ化ZEHと県の住宅支援

対象外になり得るケースを知る

補助制度では、設備を導入すれば対象になるわけではありません。交付決定前の工事着手、対象外の設備増設、期限までの実績報告が難しい工事は、対象外になる可能性があります。

相談先に頼む場合も、補助金の採択を保証するものではありません。建物性能、提出書類、公募時期で結果が左右されるため、対象経費と申請の役割分担を最初に確認しておくと安心です。

富山市の制度、富山県の制度、国の制度は別々に見ます。同じ工事費へ複数の補助金を重ねられない場合もあるため、制度名と対象経費を並べて相談するのが確実です。

富山市で迷う方へ今日の一歩

今日できる一歩は、建物の用途、延べ面積、工事着手予定日を一枚の紙に書くことです。空調や照明を更新する計画なら、設備名を一行だけ足せば、3社へ相談するときの説明がかなり楽になります。

わたしは、問い合わせ先を一つに決める前に、相手が設計から聞く先か、設備から聞く先かを見ます。平日の仕事帰りに電話するなら、短い時間でも聞きたいことが伝わる準備があるほうが助かるんですよね。

今週末に、気になる1社の公式サイトを開き、相談時に伝える建物情報をメモに残してみてください。次の打ち合わせで工事時期や補助制度を聞く準備ができれば、ZEB化の検討も少し軽くなるはずです。無理のない確認の時間になったらうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「いみず富山みつけ」ヨースケ

射水市在住のヨースケです。地域情報メディア『いみず富山みつけ』で、地元で役立つ情報を発信しています。

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