海外赴任や留学が決まると、出発前の手続きが一気に集中しますよね。住民票をどうするか、保険はどうなるか、マイナンバーカードは持っていけるのか、調べれば調べるほど迷いが出てくるのが正直なところだと思います。
地域情報メディア『いみず富山みつけ』のエリア担当ライター、ヨースケです。射水市役所の窓口情報を確認しながら、今回は海外転出届まわりの手続きを順番に整理しました。
届出が必要なケースの確認から、住民票・保険・住民税・年金・マイナンバーカードの扱い、そして射水市で実際に使える窓口3か所まで、出国前に押さえておきたい点を一つずつ見ていきます。
海外転出届が必要になるケースとは
海外転出届が必要になるのは、海外に概ね1年以上滞在する予定がある場合です。海外赴任・留学・長期移住などが主な対象になります。
短期の出張や観光は対象外です。1年未満の滞在であれば、届出の義務は原則ありません。期間の判断が難しい場合は、早めに射水市市民課に電話で確認するのが安心です。
住民票がどうなるか確認しておきたいこと
海外転出届を提出すると、住民票は「除票」という状態になります。帰国後に再登録するまで、住民登録は抹消された記録として残ります。
出国後に「住民票の写し」が必要になる場面が出てくることがあります。除票のコピーは取れますが、通常の住民票とは扱いが違います。用途によっては出国前に取得しておくと後で慌てなくて済みます。
国民健康保険との関係で確認したいこと
海外転出届を出すと、国民健康保険(国保)の被保険者資格は喪失します。保険証は窓口へ返納する流れです。
転出届を提出する前に、歯科受診や健康診断を済ませておくと、出国後の医療費が自費になるリスクを減らせます。職場の健康保険(社会保険)に加入している方は手続きが異なるため、勤務先への確認が必要です。
マイナンバーカードを出国後も使う手続き
2024年5月27日から、日本国籍の方は手続きをすれば国外転出後もマイナンバーカードを継続利用できるようになりました。ただし、出国前日までに窓口で切替手続きをしないと失効します。
「個人番号カード国外継続利用申請書」をマイナンバーカードと一緒に窓口へ持参します。
カードに「国外転出 年月日」が記載され、国外転出者向け電子証明書が発行されます。
手続き完了後、国外でもカードを継続して使える状態になります。
マイナンバーカードの運用は法改正によって変わる可能性があります。出国前に公式サイトや射水市市民課で最新情報を必ず確認してください。
住民税で迷いやすい1月1日のしくみ
住民税は「その年の1月1日時点に日本国内に住所があるか」で課税が決まります。出国タイミングによって翌年度分の税が変わる、少し特殊な仕組みです。
12月31日までに転出届が完了していれば翌年度分の住民税は原則かかりません。ただし年末の役所は閉庁日が続くため、スケジュールには余裕が必要です。年末年始をまたいで出国する方は特に早めに動いたほうが安心です。

年末に出国する方は役所の閉庁日も先に確認しておくと安心ですよ
年金関連で出国前に確認したいこと
海外転出届を出すと、国民年金の第1号被保険者の資格は喪失します。ただし任意加入という形で保険料の納付を継続することができます。
将来の年金額を増やしたい方や、帰国後の受給を見据えたい方には任意加入の検討価値があります。加入・脱退の判断は個人の状況によって違うため、射水市保険年金課か高岡年金事務所に相談してから決めるのが確実です。
射水市で使える窓口3か所の案内
手続きの内容によって担当窓口が違います。転出届本体・マイナンバーカード・国民健康保険・年金と、それぞれ受付場所が分かれているので、先に確認しておくと当日に迷わなくて済みます。
- ①射水市役所 市民課
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転出届・マイナンバーカード切替を受け付ける窓口です。
- 所在地・電話
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射水市新開発410番地1(庁舎1階) TEL:0766-51-6621
- 受付時間
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月曜~金曜 8時30分~17時15分(祝日・年末年始を除く)
- ②射水市役所 保険年金課
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国民健康保険の脱退届・国民年金の手続きを受け付けます。
- 所在地・電話
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射水市新開発410番地1(市民課と同じ庁舎) TEL:0766-51-6628
- ③高岡年金事務所
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射水市を管轄する年金事務所です。任意加入の相談も受け付けています。
- 所在地・電話
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高岡市中川園町11-20 TEL:0766-21-4180
- 受付時間(高岡年金事務所)
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月曜~金曜 8時30分~17時15分 週初の開所日は19時まで受付延長あり
わたしが射水市役所へ行くときは、仕事の都合を見ながら動くことが多いのですが、市民課も保険年金課も17時15分で受付が終わります。仕事帰りにそのまま寄るには少し難しいんですよね。有休を使う日や、早めに動ける日を事前に決めておくと当日に焦らなくて済みます。
郵送で届出を出す前に確認したいこと
射水市では、住民異動届の郵送提出に対応しています。市のダウンロードページから「住民異動届」の様式を取得し、本人確認書類のコピーと一緒に市民課あてに郵送する流れです。
郵送の場合は、必要書類の組み合わせを事前に電話で確認してから動くのが確実です。窓口に行ける日程がどうしても取れない方は、一度問い合わせてみてください。
出国前に準備しておきたい書類
手続き当日に窓口で必要になるものをまとめました。内容は変更される場合があるため、事前に射水市市民課へ確認してください。
- 本人確認書類(パスポートまたは運転免許証など)
- マイナンバーカード(持っている方)
- 国民健康保険証(加入中の方)
- 印鑑(念のため持参を推奨)
- 代理人が来る場合は委任状と代理人の本人確認書類
マイナンバーカードの国外継続利用を希望する場合は、申請書の有無も事前に確認しておくと当日の窓口での流れがスムーズになります。
手続きに動き出す前に一つだけ
今日できる一番小さな一歩は、「自分がいつ出国するか」をカレンダーで確認して、そこから逆算して何週間前に窓口へ行けるかをメモしておくことだと思います。転出届は出国14日前から当日まで提出できますが、保険年金課や高岡年金事務所の手続きも合わせると、余裕を持って動いたほうが確実です。
市民課も保険年金課も閉庁が17時15分なので、仕事帰りにそのまま寄るのはかなり難しいです。有休を使う日か、外出できる日を一日だけ確保しておくと、複数の窓口をまとめて動けます。わたしなら、市民課と保険年金課は同じ庁舎なので、一日で両方回れるかどうかを先に確認するようにします。
出国前の手続きが一通りそろうと、気持ちの余裕がだいぶ変わります。今週末にでも、まず自分の出国スケジュールと必要書類を紙に書き出してみてくださいね。













