頭痛薬に補助金があると思って調べてみたけれど、補助金なのか税制の話なのか、読めば読むほど分からなくなった、という経験はないでしょうか。
射水市・新湊に住んでいる、地域情報メディア『いみず富山みつけ』のエリア担当ライター、ヨースケです。わたし自身も市販薬の出費が気になったとき、まず「補助金」という言葉で検索して迷ったことがあります。
この記事では、補助金と税制優遇の違いから、セルフメディケーション税制の仕組み、医療費控除との使い分け、申告に必要な書類、そして射水市内で実際に動ける場所まで、順番に整理していきます。
「頭痛薬 補助金」で検索が増えるわけ
薬局で市販の頭痛薬を買うとき、レシートを見て「この出費、何かに使えないか」と感じる場面は珍しくありません。そこから「補助金」という言葉が頭に浮かぶのは、自然な流れだと思います。
ただ、補助金とは本来、行政が費用の一部を直接支給する制度のこと。市販薬の購入費に対してこの意味での補助金を出している自治体は、現時点では一般的ではありません。
補助金と税制優遇はどこが違うのか
迷いやすいのが、補助金と税制優遇の区別です。補助金は「お金が出る制度」、税制優遇は「払う税金が減る制度」。受け取り方がまったく異なります。
市販薬の購入に関して今使える制度は、後者の税制優遇です。対象の薬を一定額以上買っていれば、確定申告で所得控除を受けられる仕組みがあります。
セルフメディケーション税制とはどんな制度か
セルフメディケーション税制とは、市販薬(OTC医薬品)の中でも国が指定した対象品目を、1年間で1万2,000円以上購入した場合に、所得控除を受けられる制度です。2017年から始まっています。
控除の上限は8万8,000円分。税率によって変わりますが、所得税と住民税あわせて数千円から1万円前後の節税になるケースが多いです。

レシートを捨てる前に、対象品目かどうかだけ確認してみてください
医療費控除とはどう使い分けるのか
医療費控除は、1年間に支払った医療費の合計が10万円を超えた場合に使える制度です。病院の診察費や処方薬のほか、通院の交通費も対象になります。
セルフメディケーション税制と医療費控除は、同じ年に両方は使えません。どちらか一方を選ぶ仕組みです。市販薬の支出が多い年はセルフメディケーション税制が有利なケースがある一方、入院や大きな治療があった年は医療費控除が向いていることもあります。
- 医療費控除
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年間医療費が10万円超えたとき。対象は診察費・処方薬・交通費など幅広い。
- セルフメディケーション税制
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対象の市販薬を年間1万2,000円超購入したとき。健診受診が申告の条件になる。
申告には一定の取り組みが条件になる
セルフメディケーション税制には、申告者本人が健康診断や特定健康診査(いわゆるメタボ健診)などを受けていることが条件になります。
職場の定期健診でも要件を満たします。受診履歴の証明として、健診結果の通知書や領収書を保管しておくと申告時に役立ちます。
射水市内で対象品目を買える店舗3選
セルフメディケーション税制を使うには、まず対象品目を購入することが出発点です。射水市内で手に入れやすい場所を、わたしが普段使いやすいかどうかも含めて3か所選びました。
射水市戸破若宮3087。9時から24時まで年中無休で、調剤も併設。
射水市本開発130-8。調剤薬局も隣接しており、処方箋対応もできる。
射水市本町1丁目10-22。新湊エリアで9時から22時まで対応。
ウエルシア小杉店は仕事帰りに寄りやすい時間まで開いているのが助かります。ただ、夕方の時間帯は駐車場が混みやすいことが多いので、昼間に動ける日の方がスムーズです。
クスリのアオキ射水本町店は新湊側で使いやすく、駐車場の広さも確認しやすい場所です。対象品目かどうかはパッケージの表示か店頭スタッフへの確認が一番確実です。店舗情報や取扱品目は変わることがあるため、公式サイトや各店舗への事前確認をおすすめします。
健診を受けられる射水市内の場所
セルフメディケーション税制の申告には健診受診が条件になります。射水市内で特定健診・健康診断を受けられる場所として、真生会富山病院の健診センターが使いやすいです。
真生会富山病院の健診センターは射水市黒河にあり、特定健診や各種健康診断に対応しています。予約は電話(0766-52-5515)で受け付けています。受診できる曜日・時間帯は変わることがあるため、事前に電話で確認してから予約するのが安心です。
射水市で確定申告を相談できる窓口
毎年2月から3月にかけて、射水市役所本庁舎3階で申告相談会が開かれます。医療費控除の明細書作成会も同会場で行われており、書き方を一から確認できます。
問い合わせ先は射水市課税課(市民税係、電話:0766-51-6618)。開催日程は年度によって変わるため、市公式サイトで最新情報を確認するほうが動きやすいです。
申告時に用意しておく書類の種類
確定申告でセルフメディケーション税制を使うには、購入した薬のレシートと、健診を受けたことを証明する書類が必要です。
- 対象市販薬のレシート(購入年分をまとめて保管)
- 健診結果の通知書または受診の領収書
- セルフメディケーション税制の明細書
- 確定申告書(給与所得者も申告が必要)
レシートは年を越えてから慌てて集めると出てこないことがあります。わたしは薬局のレシートだけは別の封筒にまとめて入れておくようにしました。
この制度が向かないケースもある
所得がない場合や、課税所得がほとんどない場合は、控除の効果が出にくいことがあります。また、セルフメディケーション税制は健診受診が前提のため、健診を受けていない年は申告できません。
「制度があること」と「自分が使えること」は別の話です。まず自分の状況に当てはまるかを確認してから動く方が、後で迷わなくて済むと感じています。
今週末、一つだけ動いてみてください
今年のレシートがまだ手元に残っているなら、週末に一度まとめてみるだけでも十分です。対象品目かどうかはパッケージか、国税庁のリストで照らし合わせれば分かります。次の買い物のついでに、ウエルシアやクスリのアオキで確認してみるのが一番手軽かなと思います。
わたしは去年、封筒一枚に薬局のレシートを入れておいたおかげで申告がスムーズでした。健診結果の通知書もファイルに挟んでいたのが役立ちました。大げさな準備は要らないんですよね。
「そもそも申告できるか」を今日だけでも確認してみてください。制度の入り口を知るだけで、年末の焦りが少し和らぐはずです。少しでも参考になったらうれしいです。













