電気自動車の補助金を調べ始めると、国・県・市とそれぞれ制度があって、どこから手をつければいいか迷いますよね。申請タイミングや充電設備との関係など、確認しておかないと後で焦ることになりがちです。
射水市・新湊を拠点に地域情報メディア『いみず富山みつけ』でエリア担当をしているヨースケです。今回は補助制度の整理と合わせて、実際に市内で使える充電スポット3か所も紹介します。
国・富山県・射水市の制度の違い、充電設備との関係、申請の流れをひとつずつ見ていきます。
国と県・市の補助金は何が違うのか
電気自動車の補助金は、国・都道府県・市区町村の三つが別々に設けている仕組みです。それぞれ対象・条件・申請先が異なるため、一つを知っただけで全体が分かったと思わないほうが無難です。
国の制度は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」、通称CEV補助金です。富山県の制度は国のCEV補助金を受けていることが前提条件になっており、県だけ単独で申請することはできません。射水市は個人向けのEV購入補助金とは別に、市内事業者向けの充電設備補助制度があります。
まず国の申請状況を確認する。それが一番最初に動くべきことだと感じています。
富山県の補助制度で確認したいこと
富山県の令和7年度EV導入支援事業費補助金は、EVを新車で購入した場合に1台あたり定額5万円が補助される制度です。公式発表では申請受付が令和8年2月27日17時で終了しています。
この制度を使うには、国のCEV補助金の交付を受けていることが必要です。内燃機関車からの乗り換え、または新規購入が対象で、すでにEVやFCVに乗っている方の乗り換えは対象外。
次の年度の制度については、富山県公式サイトか商工労働部成長産業推進室エネルギー政策課(076-444-9658)で確認するのが確実です。年度ごとに内容が変わります。
射水市で確認したい補助の窓口
射水市には、個人がEVを購入する際の市独自補助金について、市公式サイトで随時確認が必要な状況です。市内事業者向けの充電インフラ導入支援補助金は令和7年度をもって廃止の方向が示されています。
窓口は射水市市民生活部環境課(0766-51-6624)です。制度の有無・受付状況は年度ごとに変わるため、購入前に現在の状況を直接確認するのが安心です。
対象車種で先に見ておくと助かる点
CEV補助金の対象になるかどうかは、次世代自動車振興センターの公式サイトで確認できます。型式や仕様によって補助額が変わることがあるため、購入前にカタログ番号だけでなく補助対象かどうかも見ておくと安心です。
軽EVは補助額の設定区分が普通EVと異なる場合があります。同じ「電気自動車」でも区分が分かれていることがあるので、ディーラーに聞くよりも補助金サイトで直接調べるほうが確実。
申請のタイミングで迷いやすい流れ
迷いやすいのが、「いつ申請すればいいのか」というタイミングです。CEV補助金は車両の登録後に申請するケースが多く、購入前から手続きを始める制度とは流れが異なります。
次世代自動車振興センター公式サイトで車種の補助対象可否を確認します。
新車新規登録が必要です。登録日が補助対象期間内かどうかも確認します。
次世代自動車振興センターへ必要書類をそろえて申請します。
国の手続き後に富山県や射水市の制度が使えるか確認します。
予算上限に達した時点で受付が止まる制度もあります。申請できる期間内でも、予算終了で途中受付停止になるケースがあるので、余裕をもって動き始めるのが現実的です。
充電設備補助との関係で整理したいこと
CEV補助金には、車両だけでなく充電設備への補助もあります。車両補助と充電設備補助は別々の申請手続きになっており、セットで自動的に出るわけではありません。
個人宅への普通充電設備は、V2H充放電設備の補助制度の対象になる場合があります。公共的な場所への設備設置は、事業者向けの補助対象になるケースが多い。
射水市内で使えるEV充電スポット3か所
補助金の話と並行して、実際に市内でどこで充電できるかを知っておくと動きやすいです。わたし自身、「買ってから充電場所を探す」のは少し不安があったので、先に場所を確認しておきました。
- 射水市役所 立体駐車場(急速充電器)
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所在地:富山県射水市新開発410-1(立体駐車場1階)
- テラチャージ設置の市内公共施設(普通充電器)
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市内コミュニティセンター等11か所・22基。TerraCHargeアプリ対応。
- トヨタモビリティ富山 小杉店
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所在地:富山県射水市戸破1723-1。補助金相談と充電設備確認が一か所でできます。
市役所の急速充電器は出力50kW・2プラグ、CHAdeMO対応で、8:30~21:00・年中無休・有料での利用が可能です。公共施設11か所の普通充電器は、TerraCHargeアプリかQRコードによるキャッシュレス決済のみ対応しています。
設置場所の一覧と利用方法の詳細は、射水市公式サイト(市民生活部環境課ページ)で確認できます。購入前に一度見ておくと安心です。
中古車で注意したい制度上の扱い
国のCEV補助金(車両)は、原則として新車が対象です。中古で購入したEVは補助の対象外になることがほとんどです。
富山県の令和7年度補助も、令和7年4月1日以降の新車新規登録が条件です。中古EVを検討している方は、補助金を前提に予算を組まないほうが安全です。
リース契約のときに確認したい点
リース車でも補助金の対象になる制度はあります。富山県の令和7年度補助では、リース使用者も対象に含まれており、車検証記載の使用者住所が富山県内であることが条件です。
リース契約では申請者がリース会社になるケースもあるため、補助金が使用者側に還元されるかどうかをリース契約前に確認しておく必要があります。
予算上限で受付が止まる仕組み
国・県・市いずれの補助金も予算総額が設定されており、上限に達した時点で受付が終わります。年度の後半になるほど申請が通りにくくなる傾向があります。
富山県の令和7年度補助金も「予算上限に達し次第終了」という案内が公式に出ていました。受付期間の末日まで必ず受け付けているわけではない、という仕組みです。
必要書類で迷いやすい三つの場面
申請書類で最初に戸惑うのが「何を準備すればいいか」という部分です。国のCEV補助金では主に次の書類が求められます。
- 補助金交付申請書
- 自動車検査証の写し
- 車両本体価格が確認できる書類
- 住民票または印鑑証明書
- 充電設備の設置費用が確認できる書類
書類の種類は申請する制度・車種・充電設備の有無によって変わります。ディーラーで手続きをサポートしてもらえる場合も多いので、購入時に一度確認しておくと動きやすいです。
よくある思い違いで立ち止まりやすい点
実際に調べていてわたしが止まったのは、「富山県の補助金は国の補助金とは別に申請できる」と思っていたことです。富山県の制度は国のCEV補助金の交付が前提で、国の申請なしには使えません。
- 思い違い①
-
県と市は独立して申請できる、と思いがち。実際は国補助が前提になる制度があります。
- 思い違い②
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受付期間内なら必ず申請が通る、と思いがち。予算上限で途中終了する制度もあります。
- 思い違い③
-
充電設備は車両と一緒に申請できる、と思いがち。車両と設備は別々の申請手続きです。
雪の多い射水市で充電に関わる視点
射水市は冬の積雪が多く、EVの航続距離が気温低下で短くなる点も実生活では気になる部分です。暖房使用が増える冬場は、充電頻度や場所の確認が普段よりも必要になります。
市内の公共施設11か所に普通充電器が整備されています。どのエリアに設置されているかは、射水市公式サイトか「GoGoEV」などの充電スポット検索アプリで確認できます。

充電場所を先に把握しておくと、冬場でも安心感が違います
公式情報の確認先と調べ方
補助金制度は年度ごとに内容が変わります。ネット上の記事は最新情報に追いついていないことがあるため、最終的には公式サイトで直接確認するのが確実です。
| 制度の種類 | 確認先 |
|---|---|
| 国(CEV補助金) | 次世代自動車振興センター公式サイト |
| 富山県EV補助金 | 富山県公式サイト/エネルギー政策課 |
| 射水市の充電設備補助 | 射水市公式サイト/市民生活部環境課 |
各窓口に問い合わせる場合は、「現在受付中かどうか」「個人が対象になるか」の2点を最初に確認すると話が早いです。
補助金を調べ始めるときの最初の一歩
今日の段階でできることは、次世代自動車振興センターの公式サイトで「検討している車種が補助対象かどうか」を一度だけ確認してみることです。補助対象かどうかが分かるだけで、その後の動きが変わります。
わたし自身、補助金の種類が多くて最初は面倒に感じていたのですが、「国の対象可否を見てから動く」という順番が分かってから、確認の手順が落ち着いた気がしています。
週末に時間があるとき、市役所の充電スポットや公共施設の場所をアプリでざっとメモしておくだけでも、購入後の安心感がぐっと変わりますよ。まずは一か所だけ、場所を確認してみてくださいね。













