介護保険料の通知が届いたとき、金額の根拠や支払い方法が分からなくて、通知書を机に置いたまま、というのは珍しくないと思います。
射水市・新湊を拠点に地域情報を発信している『いみず富山みつけ』のライター、ヨースケです。わたしも一度、家に届いた通知の内容をすぐに理解できずに、結局後回しにしてしまったことがあります。
この記事では、介護保険料の仕組みと納付方法を整理したうえで、射水市で実際に相談・確認できる窓口を3か所まとめて紹介しています。
介護保険料はどんな制度に基づくものか
介護保険は、40歳以上の人が加入する社会保険制度です。保険料と公費(税金)を財源として、介護が必要な方を社会全体で支える仕組み。
65歳以上の方は「第1号被保険者」として、市区町村から直接保険料を徴収されます。40歳から64歳の方は「第2号被保険者」として、健康保険料と一緒に納める形です。
保険料の金額はどうやって決まるのか
射水市の65歳以上の保険料は、毎年度の世帯構成・住民税の課税状況・前年の所得に基づいて決まります。令和7年度は16段階で区分される仕組みです。
基準額は市が定め、そこに所得段階ごとの係数をかけて個人の保険料が算出されます。所得が低い段階ほど保険料も抑えられる設計になっています。
7月中旬に郵送される「介護保険料決定通知書」に、ご自身の段階と金額が記載されています。通知が届いたら、まず段階番号を確認するのが動きやすいです。
特別徴収と普通徴収、二つの納付方法
65歳以上の方の納付方法は大きく2つあります。どちらになるかは受給している年金の金額によって変わります。
- 特別徴収
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年金受給額が年18万円以上の方が対象。年金から自動で天引きされます。
- 普通徴収
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年金受給額が年18万円未満の方が対象。納付書または口座振替で納めます。
特別徴収から普通徴収へ個人の意思で変更することは、原則できません。どちらの方法になるかは、自動的に決定される仕組みです。
普通徴収の納期と支払い場所について
普通徴収の場合、納期は年度内に複数回設定されています。射水市では各期の納期限に合わせて納付書が届きます。
納付できる場所は、市内の金融機関・郵便局・コンビニエンスストアが一般的です。口座振替の手続きをしておくと、納め忘れを防げます。
納付書の有効期限や取り扱いコンビニの範囲は年度によって変わることがあります。使える支払い窓口は、手元の納付書か市の公式サイトで確認しておくのが確実です。
年度初めの仮徴収と本徴収の違い
65歳以上の特別徴収は、年度の前半(4月・6月・8月)が「仮徴収」、後半(10月・12月・2月)が「本徴収」という流れで進みます。
仮徴収の段階では前年度の保険料をもとに暫定的な金額が天引きされ、本徴収のタイミングで年間の確定額に合わせて調整されます。
秋以降に天引き額が変わっていても、計算上のずれを調整しているだけなので、急に増えたと感じても慌てなくて大丈夫です。
保険料の減免制度が関わるのはどんな場合か
一定の条件を満たす方は、保険料の減額や免除(減免)を申請できる場合があります。主に所得が低い世帯や、生活が急変した世帯が対象です。
減免の対象や要件は自治体ごとに異なります。「自分が対象になるかどうか」は、射水市の窓口で直接確認するのが確実な方法です。
迷いやすいのが、所得段階の判定と減免制度の申請は別の手続きという点です。通知書が届いてから「この金額では払えない」と感じた場合は、早めに窓口へ相談することで対応できる余地があります。
射水市で保険料の相談ができる窓口3か所
保険料の仕組みや減免について確認したいとき、「どこへ行けばいいか」で迷うことがあります。射水市内で実際に相談・手続きができる窓口を3か所まとめました。
保険料の算定・減免申請・納付全般の窓口。射水市新開発410番地1(市庁舎内)、電話:0766-51-6627。
介護保険全般の入り口相談に対応。最寄りの拠点へ電話で問い合わせできます。
生活に困窮している場合や、福祉全般の相談を受け付けています。電話:0766-55-5203。
3か所のうちどこへ行くか迷ったら、まず介護保険課へ電話するのが一番スムーズです。保険料に直結した話なので、窓口の担当も明確です。
地域包括支援センター6拠点の担当エリア
地域包括支援センターは市内に6拠点あり、担当エリアが決まっています。自分の住所がどのエリアに該当するか確認してから連絡すると、話がスムーズに進みます。
| センター名 | 電話番号 | 主な担当エリア |
|---|---|---|
| 新湊西 | 0766-83-7171 | 本町・放生津町・桜町・緑町など |
| 新湊東 | 0766-86-8739 | 海王町・越の潟町・七美地区など |
| 小杉・下 | 0766-55-8217 | 戸破・大江・三ケ地区など |
| 小杉南 | 0766-56-8725 | 太閤山・南太閤山・池多地区など |
| 大門 | 0766-52-0800 | 大門地区 |
| 大島 | 0766-52-8050 | 大島地区 |
拠点によっては土日も受付しているところがあります。受付時間は事前に電話で確認してから動くのが無難です。
納付が難しいと感じたときの最初の動き
保険料の納付が難しい状況になったとき、放置すると延滞金や給付の制限につながることがあります。まず相談することが大事な理由がここにあります。

困ったらまず電話してみると動きやすいですよ
納付猶予や分割払いなど、状況に応じた対応策がある場合があります。「どうにもならない」と一人で抱え込む前に、介護保険課か地域包括支援センターへ問い合わせてみるのがよいと思います。
65歳になっても保険料は続くという点について
「65歳になったら保険料の支払いは終わる」と思っていた、という話を聞くことがあります。実際は逆で、65歳以降は市から直接徴収される形に切り替わります。
- 40歳:健康保険料に介護分が加算され始める
- 65歳:市からの直接徴収(第1号被保険者)に切り替わる
- 毎年度:前年の所得で段階が決まり7月通知書に反映される
もう一つ見落としやすいのが、年度途中に所得段階が変わることもあるという点です。転職や収入の変化があった年は、翌年度の通知書でどの段階になったか確認しておくと安心です。
公式情報の確認に迷ったときの探し方
射水市の介護保険料に関する最新情報は、射水市公式サイト「介護保険課」のページか、毎年7月に届く決定通知書で確認できます。
「射水市 介護保険料 令和◯年度」で検索すると、市の公式ページが上位に出ることが多いです。制度の改正があった年は前年度の情報と混在しやすいので、必ず年度を確認しながら読むのがよいと思います。
通知書が届いたら、まずここを見てみてください
通知書が届いたとき、わたしがまず確認するのは「段階番号」と「納付方法」の二つです。今日届いているなら、そこだけ見ておくだけでもだいぶスッキリする気がしています。
金額や段階に疑問があれば、電話一本で射水市介護保険課(0766-51-6627)に確認できます。窓口に出向く前に電話で聞いてみるだけでも、疑問が解決することは多いです。
「難しそう」と感じた制度でも、一つずつ確認していけば整理できます。この記事が、通知書を机に置いたままにしない小さなきっかけになったらうれしいです。













