【富山市】鉄くず回収・処分の相談先3選|家庭ごみと事業の金属くずで分ける

物置の棚板、古い自転車、現場から持ち帰った金具など、金属類がたまると処分先に迷います。鉄くずと呼んでいても、家庭から出た物か、事業で出た物かによって、富山市周辺では持ち込み先が変わります。

『いみず富山みつけ』のエリア担当ライター、ヨースケです。車で持ち込むなら受付時間や駐車しやすさも気になるので、わたしは積み込む前に品物の種類と出どころを見ます。

今回は、家庭の金属類を持ち込める施設と、鉄・非鉄金属の買取や回収を扱う事業者を3つ紹介します。その前に、どこへ相談するかを決めるための分かれ目も押さえておきます。

目次

鉄くずは出どころで行き先が違います

鉄くずには、棚や自転車のような家庭用品から、鉄筋、足場材、機械部品まであります。見た目が金属でも、木材や樹脂、電池などが付いたままなら、受入れの可否は別に見なければなりません。

まず分けたいのは、家庭で使っていた品物と、工事や店舗、会社から出た品物です。富山市では、事業活動で出たごみを家庭ごみ集積場へ出すことはできません。ここは混ぜない部分です。

家庭由来の金属類

自転車や金属製品は自治体施設の対象になる場合があります。

事業由来の金属くず

事業者として適切な処理先や回収事業者へ相談する必要があります。

非鉄金属

銅やアルミ、真ちゅうなど鉄以外の金属を指します。

家庭の金属類は公的施設を先に見ます

家庭で使っていた自転車や金属製品なら、富山地区広域圏リサイクルセンターが候補になります。富山市辰尾にあり、富山市など広域圏内の一般家庭で発生した不燃ごみと大型金属類を受け入れています。

料金は、自ら搬入する場合で10kgまでごとに110円です。受付は月曜日から金曜日の午前8時30分~午後4時で、土日祝日は受入れがありません。受付終了時刻より余裕を持って着く計画が必要です。

ただし、鉄塊、農耕用機械、工作機械、電動機械、オートバイなどは受入れできない例に含まれます。金属なら何でも出せる施設ではないため、品物が大きいときほど事前確認が欠かせません。

富山市で相談しやすい回収先を選びます

家庭の片付けでも、金属の量が多い、家電や農機具も一緒に見てもらいたい、といったときは金属スクラップ事業者へ相談する方法があります。持ち込みだけか、出張にも対応するかを先に聞く流れです。

買取になるかは、鉄か非鉄金属か、重量、状態、異物の混入などで変わります。買取を期待する前に受入れの可否を聞くほうが、持ち帰りを避けやすくなります。

わたしなら、仕事帰りに寄れるかだけで決めず、積み込みの前に写真を撮って電話します。受付で説明しにくい物ほど、先に写真を見てもらえると気持ちが楽なんですよね。

有沢商事は持ち込みと出張を相談できます

有沢商事株式会社は、富山市有沢にある再生資源リサイクル事業者です。鉄、銅、真ちゅう、アルミ、ステンレスなどの金属スクラップのほか、自転車や農機具、バッテリーなども案内しています。

持ち込み買取と出張買取の両方を案内しているため、車に積める量か、引き取りを頼みたい量かで相談しやすい候補です。所在地は富山市有沢125で、営業時間は9時~18時、日曜定休となっています。

料金や買取額は公式サイトで一律に示されていないため、品物の種類と量を伝えて確認する形になります。駐車場は3台と案内されているので、混みそうな時間を避けたい人にも確認しやすいでしょう。

春日商会は現場の鉄くず回収にも対応します

春日商会の富山支店は射水市沖塚原にあり、富山市や射水市、高岡市近郊で鉄くずスクラップの持ち込み買取と回収買取を案内しています。建築資材、鉄筋、足場材、鉄板などを扱う事業者です。

掲載されている持ち込み価格の目安は、鉄Aで1kgあたり34.5円~39.5円、鉄Bで32.5円~37.5円、鉄Cで30円~35円です。価格は市場、量、付着物、品物の状態で変わります。

大量に発生する鉄くずには、専用車両での現地回収も案内されています。工事や事業で出た金属くずを相談するなら、家庭ごみと分けたうえで、発生場所と量を伝えるのが自然です。

三つの候補は出どころで使い分けます

3か所は同じように見えても、向いている場面が少し違います。家庭から出た金属製品を処分したいのか、買取の可能性を見たいのか、事業でまとまった鉄くずが出たのかで、相談先を選びます。

名称向いている場面料金目安利用方法
富山地区広域圏リサイクルセンター家庭から出た不燃ごみ・大型金属類10kgごとに110円富山市辰尾へ自己搬入
有沢商事株式会社家庭の金属類や不用品を相談したい品物ごとに要確認富山市有沢へ持ち込み、出張相談も可
春日商会富山支店鉄スクラップが多い現場や事業所鉄Cは30円~35円/kgの掲載例射水市沖塚原へ持ち込み、回収相談も可

富山地区広域圏リサイクルセンターは家庭由来に限られ、事業所から出たごみは受け入れ対象外です。一方、金属スクラップ事業者も、品物や量によって対応が異なるため、電話での確認が前提になります。

持ち込む前に写真と情報を用意します

見落としやすいのが、金属に付いた木材、プラスチック、タイヤ、油、電池です。特に燃料や薬品の入った容器、電池、水銀使用品は、公的施設で受入れできないものとして案内されています。

電話では、品物の名前が分からなくても困りません。全体写真、付属品が見える写真、おおよその大きさ、家庭由来か事業由来かを伝えれば、受入れ先も判断しやすくなります。

  • 家庭で使った物か仕事で出た物か
  • 鉄以外の素材が付いているか
  • 電池、油、燃料が残っていないか
  • 量と置き場所を写真で伝えられるか

事業で出た金属くずは許可も確認します

工事現場、工場、事務所、店舗などで出た金属くずは、家庭ごみと同じ扱いにはなりません。富山市は、事業者が自ら搬入するか、許可を持つ事業者へ収集運搬と処理を依頼するよう案内しています。

解体や改修で出た金属類は、金属くずとして産業廃棄物に当たる場合があります。回収を頼むときは、何を扱える許可か、現場からの収集運搬に対応するかを事業者情報で確かめます。

春日商会のように現地回収を案内する事業者でも、すべての品物を同じ条件で受け入れるわけではありません。回収日を決める前に、素材、量、置き場、搬出しやすさを伝えるほうが無理がありません。

回収費用と買取額は別に見ておきます

鉄くずは値段が付く場合がありますが、回収費用がかからないとは限りません。少量で出張が必要な場合、階段作業がある場合、異物の分別が必要な場合は、作業費や運搬費が発生することがあります。

春日商会の掲載価格も、持ち込みを前提とした価格で、品質や量、付着物によって調整されると案内されています。数字だけを見て決めず、当日の条件を聞くことが大切です。

持ち込み価格と出張回収の条件は別に聞くと、見積もりの受け取り方が分かりやすくなります。無料回収や買取を最初から決めつけず、金額の出し方を確認します。

電話前に三つだけ控えておきます

電話で慌てないためには、品物、出どころ、量の三つを控えておくと十分です。わたしも現場で出た金具を片付けるとき、積み込む前にスマホで写真を撮り、後から電話で説明しやすくなりました。

STEP
品物を一つずつ撮影する

金属以外の部品が見える写真も残します。

STEP
家庭か事業かを書き分ける

発生した場所と使っていた目的を短く控えます。

STEP
受入れ先に条件を聞く

品目、費用、受付時間、持ち込み方法を確認します。

電話の前にこれだけ用意しておくと、家庭の処分か、金属買取か、事業の回収かを相談先と一緒に決めやすくなります。急いで車へ積むより、最初の連絡が少し楽になります。

鉄くずを片付けたい方へ伝えたいこと

今日できることは、片付けたい鉄くずを一つ選び、全体と付属品が分かる写真を撮ることです。自転車でも棚板でも機械の部品でも、一品だけなら始めやすく、電話のときにも説明しやすくなります。

わたしは、出かける直前に持ち込み先を探すより、家でパートナーと写真を見ながら、これは家庭の物か仕事の物かを話すほうが合っています。仕事帰りに寄れる場所かまで分かると、気持ちにも少し余白ができます。

今週末、その写真を一枚だけ撮って、富山地区広域圏リサイクルセンターか紹介した事業者へ問い合わせる内容を紙に書いてみてください。処分先が見えれば、倉庫や玄関に置いた金属類を片付ける予定も立てやすくなります。無理のない片付け時間になったらうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「いみず富山みつけ」ヨースケ

射水市在住のヨースケです。地域情報メディア『いみず富山みつけ』で、地元で役立つ情報を発信しています。

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